IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 7.4

フィルター・ビルダー

このウィンドウを使用して、イベント・リストでアラートをフィルター処理するための SQL 照会 (または WHERE 節) を定義します。 フィルター・ビルダーを使用すると、これらのフィルターをイベント・データに応じてセットアップおよび保守できます。

フィルター・ビルダーには、以下の領域が含まれています。

フィルター・セットアップ域

この領域を使用して、名前を定義し、フィルターの許可を設定します。

この領域で以下のように入力します。

名前
新規フィルターを作成する場合は、現在の名前をフィルターの固有の名前で上書きします。 この名前は、イベント・リスト・メニューでフィルターを選択するために使用されます。 既存のフィルターを編集する場合は、このフィールドに入力する必要はありません。
編集可能
適切な管理者権限を持っている場合は、このチェック・ボックスを選択して他のユーザーによるこのフィルターの編集を許可するか、またはチェック・ボックスをクリアしてフィルターが変更されないように保護します。
制約事項: この設定は、フィルターがイベント・リスト構成 (.elc ファイル) の一部として保存されている場合にのみ適用されます。

ボタン・バー

これらのボタンを使用して、フィルター・エレメントを定義します。

この領域で以下のように入力します。

条件
このボタンをクリックして、条件エレメントを作成します。 条件エレメントを使用すると、フィールドと値を比較できます。 「条件」ボタンにより、WHERE 節を作成し、値を指定できます。例: where Node = 'link1'
否定
このボタンをクリックして、現在選択されているエレメントの前に論理 NOT 演算子を挿入します。
先頭のロジック
このボタンをクリックして、現在選択されているエレメントの前に論理エレメントを挿入します。 論理エレメントを使用すると、より複雑な比較のために 2 つのエレメントを結合できます。
末尾のロジック
このボタンをクリックして、現在選択されているエレメントの後ろに論理エレメントを挿入します。
サブ照会
このボタンをクリックして、条件内に照会を作成します。 サブ照会はより複雑な条件であり、これを使用すると、値を、別の SELECT ステートメントの結果と突き合わせることができます。
エレメントの削除
このボタンをクリックして、現在選択されているエレメントを削除します。
ツリーの削除
このボタンをクリックして、現在のエレメント、およびそのすべての子エレメントを削除します。
SQL の編集
このボタンをクリックして、「フィルター SQL の編集」ウィンドウを開き、SQL を直接編集します。 「OK」をクリックして保存し、フィルター・ビルダーに戻ると、SQL 式は自動的に構文解析され、グラフィカル表示域内の条件エレメントに追加されます。 無効な SQL テキストを「フィルター SQL の編集」ウィンドウに入力した場合、そのウィンドウを終了する前に、構文を訂正する必要があります。
これらのボタンのいずれかをクリックすると、以下のことが行われます。
  • グラフィカル表現が、ボタン・バーの下の左上パネル内のグラフィカル表示域に表示される。
  • SQL 構文が、左下リスト・ボックス内の SQL 表示域に表示される。
  • エレメント固有のフィールドが、右パネル内のエレメント定義域に表示される。
注: これらのボタンを使用できるかどうかは、現在選択されているエレメント、およびそのエレメントに有効な操作によって異なります。

グラフィカル表示域

この領域には、現在のフィルターのエレメント定義が、エレメント間の関係を示すグラフィカル・ツリー構造で表示されます。 エレメントをツリーに追加するには、ボタン・バーにあるボタンを使用します。 現在選択されているエレメントは、周囲に赤い枠を付けて示されています。 編集は、現在のエレメントを基準にして行われます。 この領域内のエレメントを選択すると、その詳細が表示され、エレメント定義域内で編集できます。

エレメント定義域

この領域には、現在選択されているエレメントの詳細が表示され、異なる値のセットの指定を可能にします。 選択した項目は、グラフィカル表示域、および SQL 表示域に反映されます。

条件エレメントを作成するために「条件」ボタンをクリックした場合は、フィールドに以下のように入力します。
式のタイプ
このリストから、以下のオプションのいずれかを選択します。
  • シンプル: このオプションを選択すると、条件エレメントでシンプルな式を使用します。
  • 複雑: このオプションを選択すると、2 つのデータベース列、または 2 つの式の比較を可能にする複雑な式を使用します。
  • フリー・フォーム: このオプションを選択すると、ObjectServer SQL の拡張機能を使用するための式を指定できます。
このリストから、比較で使用するデータベース列を選択します。
デフォルトで、リストには、alerts.status データベース表内の列の名前が入っています。 フィルター・ビルダーは、どの列が使用可能であるかを自動的に判別します。 このリストが異なっている場合があります。
注: 「列」リストは、「式のタイプ」リストから「フリー・フォーム」オプションを選択した場合には表示されません。
演算子
比較演算子をこのリストから選択します。
使用可能な比較の範囲は、「列」ドロップダウン・リストから選択した項目によって決まります。 特定の列には、使用不可の比較もあります。 例えば、LIKE 演算は、「重大度」などの数値列に使用することはできません。
注: 「演算子」リストは、「式のタイプ」リストから「フリー・フォーム」オプションを選択した場合には表示されません。
値のデータ・タイプ・フィールド
ここに表示されるフィールドは、「式のタイプ」リストで選択したオプションによって異なります。
「式のタイプ」が「シンプル」である場合には、表示される値フィールドは、「列」リストで選択したデータベース列のタイプがストリング、整数、または時刻のいずれであるかによって異なります。
「式のタイプ」が「複雑」または「フリー・フォーム」である場合には、「フィルター SQL の編集」ウィンドウ内で SQL を直接編集できるように、「編集」ボタンが用意されています。 「OK」をクリックして保存し、フィルター・ビルダーに戻ると、SQL 式は自動的に構文解析され、グラフィカル表示域内の条件エレメントに追加されます。 無効な SQL テキストを「フィルター SQL の編集」ウィンドウに入力した場合、そのウィンドウを終了する前に、構文を訂正する必要があります。
論理エレメントを作成するために「先頭のロジック」または「末尾のロジック」ボタンをクリックした場合は、フィールドに以下のように入力します。
論理 AND
このオプションを選択して、AND 演算子をフィルター定義に追加します。 これはデフォルト・オプションです。
論理 OR
このオプションを選択して、OR 演算子をフィルター定義に追加します。
サブ照会エレメントを作成するために「サブ照会」ボタンをクリックした場合は、フィールドに以下のように入力します。
このリストから、検索に使用するデータベース列を選択します。
演算子
このリストから、以下のオプションのいずれかを選択します。
  • 「以内」: このオプションを使用して、列の内容を検索します。
  • 「以外」: このオプションを使用して、フィールドに内容がないことを確認します。
選択
「以内」または「以外」操作の実行対象リストの作成時に使用する列を選択します。 このリスト内のオプションは、「から」リストで選択されたオプションによって決まります。
から
情報を導き出すデータベース表を選択します。 このデータベース表は、alerts.details、alerts.journal、または alerts.status のいずれであってもかまいません。

SQL 表示域

SQL 表示域には、フィルターを作成する際に SQL が表示されます。 ボタン・バーで「SQL の編集」をクリックすると、「フィルター SQL の編集」ウィンドウ内で SQL を直接編集できます。

有効な SQL 構文を使用してフィルター照会を入力してから、「OK」をクリックして入力した内容を保存し、フィルター・ビルダーに戻ります。 フィルター・ビルダーは、SQL テキストの構文解析を試行し、フィルター・ツリーをビルドします。 無効な SQL の場合はエラー・メッセージが表示されます。 この場合は、まず「フィルター SQL の編集」ウィンドウでエラーを訂正してから続行する必要があります。

メトリック域

メトリック・ボタンを使用してフィルターに測定を適用し、有用な数値がフィルターで計算されるようにします。 例えば、「計算合計」メトリックは、ObjectServer 内の重複アラートの総数を算出します。

この領域で以下のように入力します。
メトリック
1 番目のリストを使用して、用いる測定を選択します。
  • 平均」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート用に選択されているフィールドの平均値を戻します。
  • カウント」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラートのカウントを戻します。 選択されたフィールドは、この計算に使用されません。
  • 合計」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート用に選択されているフィールドの合計を戻します。
  • 最小」を選択して、フィルターと一致するアラート内の選択済みフィールドの最小値を戻します。
  • 最大」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート内の選択済みフィールドの最大値を戻します。
2 番目のリストを使用して、測定を適用するフィールドを選択します。 アラート内の整数と時刻のフィールドのみが、メトリック計算に使用可能です。
ヒント: メトリック値は、「イベント・リスト」モニター・ボックス・ウィンドウ内のモニター・ボックスに表示されます。

フィルター設定値の適用と保存

フィルター設定値を定義または変更した後、変更内容を適用、保存、またはキャンセルするには、以下のように、該当するボタンをクリックします。
適用
このボタンをクリックして、変更内容を保存せずにフィルターに適用します。
閉じる
このボタンをクリックして、ウィンドウを閉じ、変更内容を廃棄します。
フィルターは、.elf ファイル拡張子を付けて保存する必要があります。
注: UNIX では、コンダクターからフィルター・ビルダーを実行すると、「適用」ボタンが表示されません。 その場合にすべてのフィルターを保存するには、UNIX のフィルター・ビルダーから「ファイル」 > 「保存」または「ファイル」 > 「別名保存」を選択する必要があります。


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最終更新: 2012 年 11 月